3歳・4歳で歯科受診は必要?乳歯の歯並びチェックと相談のタイミング|こはな歯科|津市垂水の歯医者

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駐車場15台有

南が丘駅より
徒歩4分

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3歳・4歳で歯科受診は必要?乳歯の歯並びチェックと相談のタイミング

3歳・4歳で歯科受診は必要?乳歯の歯並びチェックと相談のタイミング

3歳・4歳の歯並び、様子を見るべきか迷ったときに


「前歯の噛み合わせが反対かもしれない」「乳歯なのに隙間がまったくない」——三重県で子育て中の親御様から、こうしたご相談をいただく機会が増えました。乳歯期は顎の成長が進む時期。ご家庭でできる観察の視点から、相談を検討したいタイミング、費用や期間の目安までを整理してお伝えします。


この記事の要点まとめ


  • 乳歯の隙間は自然な状態で、隙間がない場合は永久歯の並びに影響することがあります
  • 受け口や噛み合わせのずれが見られる際は、早めに相談すると経過を把握しやすくなります
  • 装置の費用や期間の目安、通いやすい医院選びの視点をご紹介しています

3歳・4歳で歯並び相談は必要?家庭でできる乳歯のチェックポイント


3歳前後になると乳歯20本が生えそろい、噛み合わせの土台がかたちづくられていきます。この時期に大切なのは「治療するかどうか」を急いで決めることではなく、まず現状を客観的に把握しておくこと。厚生労働省も、乳幼児期からの口腔の健康管理を生涯にわたる歯の健康につながる基礎として位置づけています1


「すきっ歯」は正常?乳歯の隙間(生理的空隙)と将来の永久歯の関係


意外に思われるかもしれませんが、乳歯の前歯に隙間があるのは自然にみられる状態です。これは生理的空隙(発育空隙)と呼ばれ、乳歯より一回り大きい永久歯が並ぶためのスペースの余裕にあたります。


反対に乳歯が隙間なくぴったり並んでいると、将来永久歯の生えるスペースが不足し、重なりが生じやすい傾向が指摘されています3。「きれいに揃っている=良い状態」とは限らない。この視点を持っておくだけで、ご家庭での観察の手がかりが増えます。


早期相談を検討すべき症状(受け口・噛み合わせのズレ・重度のがたつき)


次のような状態は、様子を見るだけでなく一度ご相談いただきたいサインです。


  • 反対咬合(受け口):軽く噛んだとき、下の前歯が上の前歯より前に出ている
  • 前歯が閉じない(開咬)、上下の中心が大きくずれている
  • 奥歯を噛んだときに顎が横へずれる
  • 乳歯の段階で歯の重なりが目立つ

なかでも受け口は顎の成長方向に関わるため、早めの評価が検討される代表的なケースです。指しゃぶりや口呼吸といった背景要因の確認も、あわせて行います。


3歳児健診や普段の生活で注意したい指しゃぶりや口呼吸などの癖


3歳児健診は、専門家の目で口腔内を見てもらえる貴重な機会です2。ご家庭では、日中に口がポカンと開いていないか、飲み込むときに舌が前へ出ていないか、うつぶせ寝や頬杖の習慣がないか——このあたりを気にかけてみてください。


こうした習慣は歯に持続的な力を加え、顎の発育や歯並びに影響することがあると考えられています。当院の院長も「歯並びは結果であり、その背景にある要因から向き合うことが大切」という考えを診療方針として掲げています。


3歳・4歳からの歯並び相談の流れと早期介入の選択肢・費用感

3歳・4歳からの歯並び相談の流れと早期介入の選択肢・費用感

「行っても様子見と言われて終わりでは」という声はよく伺います。ただ実際のところ、記録を取って比較できる状態にしておくこと自体が、その後の判断材料になっていきます。


受診時の相談内容と「経過観察」と「予防的アプローチ」の違い


初回は問診と視診から。噛み合わせ、顎の動き、癖の有無、むし歯の状態などを確認し、必要に応じて資料を採らせていただき、成長の記録として残します。


同じ「今すぐ装置はつけません」でも、中身は二通りに分かれます。ひとつは定期的に変化を追う経過観察。もうひとつは、呼吸・舌の位置・食べ方といった機能面を整えていく予防的なアプローチです。後者では口腔筋機能療法(MFT)を取り入れ、歯並びに関わる習慣そのものへ働きかけていきます。当院には歯科医師のほか歯科衛生士や口育士が在籍し、機能面のご相談にも対応しています。


マウスピース型装置(プレオルソ等)の費用相場と完了までの期間見通し


小児矯正は原則として自由診療です。取り外し式のマウスピース型装置は、装置と機能トレーニングを含めて20万円台前後が一つの目安。当院ではプレオルソ+MFTを220,000円(税込)、インビザライン・ファーストを440,000円(税込)としてご案内しており、別途、調整料が月ごとに発生します。


期間の見通しはどうでしょうか。乳歯期に開始した場合、装置の使用そのものは1〜2年程度でも、その後は永久歯が生えそろう小学校高学年から中学生頃まで経過を追う流れが一般的です。「数年単位で成長に付き合う」前提で考えておくと、計画が立てやすくなります。


お子様が装置を嫌がる場合の習慣化の工夫と親御様のサポート方法


3歳・4歳では、装置を口に入れること自体を嫌がる場面も珍しくありません。無理に進めず、まずは1日5分、テレビを見ている間だけ——そんな短時間から始めて少しずつ延ばしていく方法が現実的です。


カレンダーにシールを貼る、親御様が一緒に鏡の前でトレーニングをする、寝る前の歯磨きとセットにして生活の流れに組み込む。こうした小さな工夫が習慣化を支えてくれます。うまくいかない日があっても、翌日に戻せれば十分。難しさを感じたときは、装置の種類や開始時期そのものを見直す選択肢もありますので、遠慮なくご相談ください3


津市周辺でお子様に配慮した歯科医院を選ぶためのチェック基準


三重県内にも、小児の歯並び相談に対応する歯科医院は複数あります。迷ったときは「客観的に評価できるか」「子どもが無理なく通えるか」——この二つの軸で見ていくと整理しやすくなります。


セファロや口腔内スキャナーなど顎の発育を客観的に評価する設備


乳歯期の判断が難しいのは、見た目の印象だけでは骨格の傾向まで読み取りにくいためです。そこで手がかりとなるのが頭部X線規格写真(セファロ)。上顎と下顎の前後的な位置関係や成長方向を数値として把握でき、受け口が骨格由来なのか、前歯の傾きによるものなのかを整理する材料になります。


さらに歯科用CTで顎の骨や未萌出の永久歯の位置を立体的に確認し、口腔内スキャナー(iTeroやトリオス)で歯型をデジタルデータとして採得します。印象材を口に入れる負担が少ない点は、小さなお子様にとって取り組みやすい方法といえるでしょう。当院ではこれらの設備を導入し、デジタルデータをもとに親御様へご説明することを大切にしています。


こうした記録を定期的に残しておけば、半年後・一年後の変化を並べて比較できます。「変わっていないから様子見」ではなく、「この程度変化しているので今は待つ」という説明ができるわけです。


歯科医院を怖がるお子様でも無理なく通える診療環境と対応体制


どれだけ設備が整っていても、お子様が通い続けられる環境かどうかは、同じくらい重要な条件になります。診療台に座れるか、器具に触れられるか。そのペースは一人ひとり異なります。


当院ではTell(説明する)・Show(見せる)・Do(行う)の考え方に沿って、これから何をするのかを伝え、実際に見てもらってから進めるようにしています。院内にはキッズスペースやプライバシーに配慮した半個室の診療室を設け、バリアフリー設計で親子連れの方も移動しやすい環境を整えました。近鉄名古屋線の南が丘駅から徒歩圏内、15台分の駐車場もございます。


もう一点、確認しておきたいのが、むし歯や歯ぐきを含む歯周組織の管理まで相談できるかどうか。歯並びを整える過程では清掃性の管理が欠かせないため、口腔全体を見る体制があるかは長い通院の支えになります4。判断に迷う場合は、複数の医院で意見を聞く、いわゆるセカンドオピニオンを活用する方法も一つの選択です。


よくある質問


Q1. 3歳児の歯並びをどう見ればよいでしょうか?

A. 3歳頃は乳歯20本が生えそろう時期で、前歯に隙間がある状態は自然にみられます。反対に隙間がまったくない場合や、下の前歯が上より前に出ている場合は、一度確認しておくと見通しが立てやすくなります。


Q2. 4歳の歯並びはどのように整えていくのですか?

A. この年齢では歯を大きく動かすというより、呼吸・舌の位置・食べ方といった機能面を整える取り組みが中心になります。必要に応じて取り外し式のマウスピース型装置を併用する場合もあり、状態によって方針は変わります。


Q3. 3歳の反対咬合の治療費用はどのくらいかかりますか?

A. 小児矯正は原則自由診療です。取り外し式装置と機能トレーニングを組み合わせる場合、20万円台前後が目安となります。別途、月ごとの調整料が生じます。詳細はカウンセリングでご説明いたします。


Q4. 4歳で乳歯が抜けるのは早いのでしょうか?

A. 乳歯の生え変わりは一般に6歳前後から始まるとされています。4歳で自然に抜けた場合は、むし歯や外傷などの影響も考えられるため、早めにご相談いただくことをおすすめします。


Q5. 相談だけして、すぐに治療を始めなくても構いませんか?

A. もちろん問題ありません。現状を記録し、経過を追うところから始める方も多くいらっしゃいます。ご家庭の状況やお子様の様子を伺いながら、納得いただける形をご一緒に考えます。


参考文献


1. 厚生労働省「健康づくりサポートネット(口腔・歯の健康)」 https://kennet.mhlw.go.jp/information/teeth

2. 厚生労働省「健康づくりサポートネット(疾病・健康に関する情報)」 https://kennet.mhlw.go.jp/information/

3. 日本小児歯科学会 https://www.jspd.gr.jp/

4. 日本臨床歯周病学会 https://www.perio.jp/


田中 祐介

歯科医師


こはな歯科

院長

田中 祐介

▶ 監修者プロフィール

経歴
1980年7月11日
鹿児島県生まれ
1999年3月
鹿児島県立鶴丸高等学校 卒業
2000年4月
鹿児島大学歯学部 入学
2006年3月
鹿児島大学歯学部 卒業
2006年4月~
2007年3月
鹿児島大学歯学部附属病院 臨床研修
2007年4月~
三重県内の法人内医院 勤務
2012年~2014年
滋賀県内の法人内医院 勤務 副院長
2015年~2016年
滋賀県内の法人内医院 勤務 院長
2017年~2018年
京都府内の法人内医院 勤務 院長
資格・所属学会
日本口腔インプラント学会
日本歯科医師会
三重県歯科医師会
津市歯科医師会