マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い どっちがいいの?|こはな歯科|津市垂水の歯医者

〒514-0821
三重県津市垂水2867-6

駐車場15台有

南が丘駅より
徒歩4分

ブログ BLOG

マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い どっちがいいの?


歯列矯正を考える際、マウスピース矯正とワイヤー式矯正のどちらが自分に適しているのか悩むことが多いでしょう。


本記事では、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく比較し、どちらが適しているかを解説します。


■マウスピース矯正とは?


◎仕組みと特徴

マウスピース矯正は、透明なプラスチック製のマウスピースを使用して歯を動かす方法です。

これらのマウスピースは患者様の歯型に合わせてカスタムメイドされ、1~2週間ごとに交換しながら段階的に歯を移動させます。


◎審美性のメリット

マウスピース矯正の最大の特徴は、その審美性です。透明で目立ちにくいため、矯正治療中でも周りの人に気づかれる心配が少ないです。

特に見た目を気にする学生や、成人の方、仕事上の見た目が重要な方にとって、これは大きなメリットになります。


◎デメリットと限界

多くのメリットがある一方で、マウスピース矯正での対応が難しい症例もあります。現状ほとんどの歯並びに対応できますが、重度の歯並びや、非常に複雑な歯並びの問題には対応できないこともあるため、適応症例が限られます。

また、食事の際には取り外す必要があり、日常的にマウスピースを装着する時間や洗浄などの自己管理能力も求められます。


■ワイヤー式矯正とは?


◎仕組みと特徴

ワイヤー式矯正は、歯の表側にブラケットを装着し、ワイヤーを通して歯を動かす伝統的な方法です。この方法は長年にわたって使用されており、その効果と信頼性は高く評価されています。


◎効果の幅広さ

ワイヤー式矯正の最大のメリットは、適応症例の幅広さです。複雑な歯列の問題にも対応可能で、どんな状況でもしっかりとした結果を期待できます。歯の動きに関しても、より細かい調整が可能です。


◎審美性のデメリット

一方で、ワイヤー式矯正は見た目に関してデメリットがあります。ブラケットやワイヤーが目立つため、矯正治療中の見た目が気になる方には不向きかもしれません。また、食事や歯磨きの際に注意が必要で、口腔内の清潔さを保つための配慮が求められます。


さらに、稀にワイヤーやブラケットが脱離したりすることもあります。

その場合には口腔内に口内炎ができたり、怪我をしたりする恐れもあります。


■比較:マウスピース矯正・ワイヤー矯正、どちらが適している?


◎審美性を重視する場合

審美性を重視する場合は、マウスピース矯正が適しています。透明で目立ちにくいため、治療中も周囲にほとんど気づかれずに治療を進められます。


◎複雑な歯列矯正を必要とする場合

複雑な歯列矯正が必要な場合は、ワイヤー式矯正が適しています。

幅広い症例に対応できるため、どんな問題でもしっかりと矯正できます。


◎生活スタイルや自己管理能力

生活スタイルや自己管理能力によって選択が異なることもあります。マウスピース矯正は取り外し可能であるため、自己管理ができる人に向いています。逆に、固定式のワイヤー式矯正は自己管理が苦手な人でも安心して治療を続けられます。


【2種類のマウスピース矯正に対応しています】


マウスピース矯正とワイヤー式矯正のどちらが良いかは、歯並びの状況やニーズによります。

目立ちにくさや痛みの少ない歯列矯正を求める人にはマウスピース矯正が向いているかもしれません。


当院はインビザラインとクリアコレクトという2種類のマウスピース矯正に対応しています。どんな矯正方法が自分に合っているかは歯科医師と相談し、無理のない矯正方法を選択しましょう。


インビザラインとクリアコレクトの違いについては、こちらの記事をご確認ください。

マウスピース矯正の種類はどんなものがある?


こはな歯科
歯科医師
⇒院長の経歴はこちら